シネマイーラ@肴町で、『増田進 患者さんと生きる』を観てきました。
http://longrun.main.jp/masuda-film/
かつて、岩手県の旧沢内村(現西和賀町)で、地域医療の先進モデルを作られ、80代を迎えられた今も、隣町の雫石のホテル内で「緑陰診療所」を開いて自由診療(医療保険を使わず実費の医療)で鍼治療などをしたり、雫石市の医療や介護の地域包括の仕組みづくりに協力されたりしているそうです。
何年か前に増田先生の『森の診療所の終の医療』という著書を読んだことがありました。
私自身が鍼灸を学ぶ学生だったこともあり、医療保険を使わず、鍼治療をしている増田先生のことを興味深く読ませて頂いたのを覚えています。
医師である前に人であること
コミュニケーションと触診、鍼(てあて)で、全人的に患者さんに向き合う先生のあり方が、今の専門化された医療やお医者さんのあり方と全く違っていて素晴らしいと思いました。
医療や介護、行政など、縦割りの非効率な体制から、各分野が横断的に、協力して地域医療や介護に貢献していくカタチが求められています。
先生の取り組みや姿勢から、雫石市では、多くの関係者の気付きが促されているようでした。
話変わって、
帰り道。
今はもう空き家になっている、父の実家の前を通りました。
「壊す」とは聞いてはいたのですが、すでに解体工事が進められていました。
幼い頃にお世話になった家です。
空き家になってから随分時間は経ちますが、やはり感慨深い。。。
通り過ぎてから、先にあった駐車場に停車して、写真を撮りに戻ってしまいました^^